
Teams(チームズ)は、Microsoft 365に付随するコミュニケーションツールの一種で、Skype for businessの後継サービスとしてマイクロソフト社より提供されたビジネスツール。
Teamsにはチャット・通話機能の他、ビデオ会議、ファイル共有、Officeとの連携機能があり、既にMicrosoft 365(旧:Office 365)を利用していればスムーズに利用可能だ。
あのOfficeソフトで有名なマイクロソフト社が提供しているサービスですから、チームで働くために必要な機能を兼ね備えた、多機能なビジネスツールです。
そんなTeamsでも無料プランと有料プランがあり、それぞれどんな違いがあるのでしょうか?業務に必要であるべき機能を簡単に解説していきます。
※ここではMicrosoft Teamsではなく「Teams(チームズ)」と略して案内します
目次
Teamsの無料プランでできる基本機能
チャット(メッセージング)
1対1、グループでメッセージのやりとりやファイルの添付(2GB/人)ができる。
ただし無料プランでグループ会議をする場合、参加者数の上限が300人と制限されている。また、公式サイトの料金表では「2021年6月30日まで」と記載されているが以降の制限については未だ公開されていない。
音声チャット
同Teamsの参加者に音声による1対1の通話や、グループでの音声会議ができる。
こちらも前述のようにグループ制限がある。
上記制限に因んで、会議の長さの上限が60分と制限されている。現時点ではそれが1日なのか1回単位なのかについては不明なのでもう少し機能説明を掘り起こすとしよう。
ビデオチャット
同Teamsの参加者にビデオによる1対1の通話や、グループでのビデオ会議ができる。 こちらも前述のようにグループ制限があり、音声チャット同様に60分という制限もある。
画面共有
無料プランでは、通話による会議の長さが60分という微妙な制限があるが、画面共有をグループで行えるのはとてもありがたい機能だ。
そもそも平均の会議時間は1時間位なのだから、グダグダ会議を回避するこができれば気にならないレベルだろう。
ファイル共有・ファイル共同編集
ストレージはチーム全体で10GBの制限はあるが、Teams内でファイルの共有するこができる。
Officeアプリ(Word、Excel、PowerPoint)のリアルタイムでの共同作業(編集)も可能だ。これにより無駄業務が減り効率化へとつながる。Officeアプリであるマイクロソフト社が提供しているサービスだけあって流石ともいえる。
※同社オンラインストレージであるOneDriveとの共有は不可
チーム作成
Teams内に、チームを作成できるので、部署やプロジェクトごとにグループを分けて使用できます。
サービス名と機能名が同じだけあって少し混乱しそうですね。
外部ツール連携
マイクロソフトのビジネスアプリ内に公開されているものに限られるが、外部ツールとの連動ができる。
例えば、業務管理やドキュメント管理などの外部アプリと連携ができる。有名どころではAdobe Creative Cloudなどもあったりします。何ができるのかはアプリによって大きく異なるので導入を検討しているなら事前に調べておく必要がある。
Teams(チームズ)まとめ
- 期間の指定なしの無料プランがある
- 既にMicrosoft365有料会員ならほぼ制限なし
- 最大60分/日という微妙な制限はあるが無料で、音声やビデオ会議など画面共有もグループ利用できる
- 1人2GB、チーム全体で10GBの容量制限
- Word、Excel、PowerPointの共同編集ができる
- 外部アプリと連携できるので無料プランでも幅広く活用できる
期間制限がない無料プラン内で、グループでの画面共有が行える点が一番大きいですね。
しかし60分という制限が目につきます。ここにきて解釈できた結果、有料プランでは会議の長さの上限24時間と宣言されているだけあり、恐らくだが音声/ビデオによる会議は、1日最大60分という制限になるでしょう。
Office365を既に導入している企業であれば、Teamsをベースに比較してみましょう。
Have a good one!